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江戸時代の予言の書「をのこ草紙」とは

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 予言と言うと実際当っていないのが大半で、天変地異や大地震などの予言も「またか」など、半分からかいがちに扱われるようになっていますね。
 特にノストラダムスの1999年の予言が何事もなく終わり、大震災の予言なども毎日のように「この日が危ない」など言われると麻痺してしまいます^^;

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 しかし、実際に当っている予言があるという話をご存知でしょうか。それも実は日本に関する予言であるのです。
 「をのこ草子(をのこ草紙)」という読み物で、予言書というより、現代でいえば小説みたいなものなのですが、書いてある内容が驚くほど現代日本の世相を言い当てているため、最近注目を浴びている文書です。
 しかも作者が不明で、成立年代もはっきりしていません。一説には徳川吉宗の時代に書かれたともされています。
 現代の日本を予言し、この先の未来の日本のことまで描かれているので
神秘性も増しており人気を博しているのです。

 予言を現代語訳にした一部を以下に紹介します。

250年後、空を飛ぶ人や地中を移動する人が現れる。

 「今から、五代後の250年経つと、世の中も様変わりしているだろう。キリスト教が盛んとなって、空を飛ぶ人も現れ、地中を移動する人もいる。」

 250年後というと吉宗の時代からだとすると1980年頃の日本を指しています。
 空を飛ぶ人というのは、ずばり飛行機でしょう。地中を移動する人というのは、地下鉄の事を指していると思います。空はともかく、当時に地下鉄を考える人なんていたでしょうか。キリスト教が盛んとなるとは、おそらく西洋文明中心の日本になっていることを指しているのかもしれません。
 

気象を自由に操り、死んだ人間を蘇生することも可能である

 これはこれからの日本の未来を言っているのかもしれません。気象を自由に操るのは、開発されているとされる気象兵器のHAARPのことかもしれませんね。
 死んだ人間の蘇生とは?臓器移植やクローン技術のことでしょうか。


現代の男女の風俗を正確に描写

 「このころは人の心も悪くなっており、世の中の世相も荒れている状態である。妻は夫のいうことを聞かず、男は髪の毛を伸ばし、青白くやせ細り、戦場でも役に立たなくなる。
 女は髪が短くなり、赤黒く日焼けし露出の大きい衣類を着て、性的に乱れ、両親や夫、自分の子供さえも顧みなくなる。何かと欧米の流儀を真似て、忠義や孝行、節度などが無くなり、仁や義という概念も失われている」

 250年前の鎖国の時代に欧米の流儀が日本に流行るなんて予想がスゴイですね。
 まるで現代の男女の風俗を乱れを見てきたかのような描写に驚きです。

当時の娯楽小説から生まれたとされる未来記もの

 実は、江戸時代の中期の大衆小説に「未来記もの」という流行りがあったそうです。ともかく読者の誰も実見不可能なずっと先の世界のことですから、からかい半分に書かれたものが多かったとのこと。そんな娯楽の一環としての未来記ものですが、未来の私たちからみれば冗談では済まされない予言も少なくありません。
 杉浦日向子著の『一日江戸人』から引用させてもらうと、

・季節感がなくなる。旬の時期がべらぼうに早くなる。
・諸事、高級志向となり、その後はマニアックな趣味に走るようになる。
・各界での女性の進出と台頭。
・自然破壊。神聖な山が俗っぽくなる。
・プロとアマの差がなくなる。
・今まで家庭で作っていた料理が安易なパックもの、セットものになって売られる(お正月セットなど)。
・草双紙(いわゆるマンガ)が大人の読み物になる。
・子どもが辛い商品を嗜好するようになる。
・日本語が乱れ、通言(業界用語)が流行り、ついには得体の知れないカタカナ言葉が横行する。
・遊女(風俗ギャル)が、金持ちになり実業界に乗り出す。
・年寄りの若作り、若者の老人趣味が流行る。
・盆と正月が一緒にくる(イベント流行り)

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上下画像「一日江戸人」(杉浦 日向子著)より


 まあ、これらの草紙の挿絵の未来人が、みんなチョンマゲで着物姿というのが想像力の限界なのでしょうが、それにしても思い当たることが沢山あると思いませんでしょうか?

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日本に未曾有の危機がおとずれる

 しかし、この
「をのこ草子(をのこ草紙)」では、もっと突っ込んだ未来の日本を描いています。続きを紹介しましょう。ちょっと恐いです。
 
「こうしていよいよ世の中が衰えてくると。地、水、火、風の大きな災害が起こり、日本人の10割のうち5割は死んでしまい、異国から軍隊が攻めてくる。この時、神のごときリーダーが現れ、世の中を救い、人々も悔い改め、世の中は再び正しき方向に戻っていく。その間、人々は狂わんばかり苦しみを受けるが、安定した世になるまで期間は、百年もかかるだろう」

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 通常の
「未来記もの」ではからかい半分、冗談半分に描かれているのですが、この「をのこ草子(をのこ草紙)」では他と違い、具体的にリアルに危機の日本を描いているのです。

 日本人の心が乱れて世の中が荒み切った頃に未曾有の大厄災が日本を襲い、人口が半分になると・・・。
うのである。
 地は大地震でしょうし、水は津波、火は火山の噴火や原発事故?風は竜巻でしょうか。
恐ろしいには、異国から軍隊が攻めてくるというくだり、正に現在日本が置かれている状況のような感じがします。
 気になるのは「神のごときリーダー」ですね。一体誰なんでしょうか。平安の世になるまで何と100年もかかり、その間は気も狂わんばかりの苦しみを味わうことになるというのですから何とももはや・・・。

 偶然にしても、この予言が現代社会とあまりにも一致していて、『をのこ草子』は、後世に作られた偽書ではないかという見解もあるそうです。
 江戸時代に流行った「未来記もの」を現代に近い人がアレンジした可能性はありますよね。
 でも、
人心の荒廃の後に来る、あらゆる災害そして他国の侵略・・・・。国家の衰退の歴史というのはこれに近いものかもしれません。
 そう考えると、この書物は、真偽に関わらず、慧眼のある人物が未来の日本人のために送った警告の書なのかもしれません。 

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 山口敏太郎氏の動画では更に詳しく取り上げています。山口敏太郎氏も同じ「一日江戸人」を取り上げていてビックリしました^^;

 


 

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過去の予言や予測が当っていたのか、検証するのも面白いですね。
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